しらべぇ

「脱走犯に似た男」と通報でパトカー追跡中の高校生が死亡 「警察悪くない」の声も相次ぐ

大阪でパトカーに追跡されていた男子高校生が柱に衝突し、死亡。富田林脱走犯との関係性は。

社会

パトカー

(Michal Kin/iStock Editorial/Getty Images Plus/画像はイメージです)

30日午後9時25分ごろ、大阪市西区の市道で、バイクに乗っていた大阪市此花(このはな)区の男子高校生(17)がバス停の柱に衝突し、頭などを強く打って死亡するという事故が発生。

大阪府警は、留置中に富田林署から逃走した樋田淳也容疑者(30)に似た男がいると通報を受け、このバイクをパトカーで追跡中だった。

 

■始まりは通行人からの一本の電話

30日午後8時25分ごろ、「黒っぽい服、銀色のラインが入ったヘルメットで、黒いスクーターに乗った樋田容疑者に似た男がいる」と通行人の男性から署に通報があったという。

駆けつけた警察署員が大阪市港区の市道でバイクを発見。バイクが一方通行の逆走や信号無視をしながら逃走したため、「樋田容疑者の可能性がある」と判断し、停止を求めて約2キロにわたって追跡。

高校生は無免許での運転だったとのこと。バイクは7月中旬に港区内で盗まれた盗難車だったが、樋田容疑者とは無関係と見られるている。港署の副署長は「追跡行為は適正だったと考えている」とのコメントを発表した。

 

■「警察は悪くない」との声も相次ぐ

悲劇的な事件ではあるが、警察による「追跡行為は適正」との発表に対して、ネットからは「職務を全うしただけ」といった警察の追跡を評価する声が目立つ。

・犯人は後ろめたいことがあるから逃げる。そういう意味で、目の前で逃げる人がいれば、ましてや逆走したり信号無視をしているのであれば、当然追いかける

 

・逆に、この状態で追いかけない方が職務怠慢だと思う。結果的に留置所脱走犯と違ったことは、本質的に関係ない。警察は何も悪くない

 

・追跡していたパトカーも、確実に脱走犯だと思っていた訳ではないと思う。そうではない可能性も含めて、「悪い人」を追っていたのだと思う

 

■「早く捕まえないと本当に誤認事件が…」

また、今回の事件を受けて「本当に誤認事件が出る」と今後を危惧する声もあがっている。

・この事件を見て何か嫌な予感がした。今後、逃走容疑者と似ているというだけで追いかけられたり、逮捕される事件が発生してもおかしくない

 

・警察が焦れば焦るだけ目が曇るから、今後は本当に誤認逮捕があるかもしれない。早く捕まえないと…

 

・罪のない人が刑務所に入るという最悪なケースになる前に、急いで捕まえてほしい

 

■性犯罪者にはGPSをつけて管理すべき?

逃走中の樋田容疑者の容疑は、窃盗や強制性交だ。しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,329名を対象に調査したところ、「性犯罪者はGPSをつけて居場所を管理すべき」と考える人は消極的容認派を含めて8割に迫る。

(©ニュースサイトしらべぇ)

もし樋田容疑者にGPSが付けられていれば…などと考えたいところだが、時すでに遅し。今もなお、どこかに潜伏しているのだ。第2の事件や誤認逮捕が出るまでに、いち早く確保してほしい。

・合わせて読みたい→樋田容疑者「成功してタワマンに…」  獄中で語った夢の結末に失笑と嘆き

(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,329名 (有効回答数)

この記事の画像(1枚)

人気記事ランキング

ライター募集中 記者・編集者募集 fumumu