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子供は静かに溺れる…バシャバシャ暴れるのは「映画の中の話」 注意喚起イラストが話題に

子供たちは海や川、プールで遊ぶことが多いお盆シーズン。子供が溺れるとき、大人が想像しているような溺れかたじゃないかもしれません

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(PRImageFactory/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

お盆休みに入り、全国各地の海や川、山などでレジャー中の事故が相次いでいる。共同通信の集計によると6人が死亡、1人が心肺停止、4人が行方不明、35名が負傷している。

子どもが巻き込まれる事故もあり、「子どもは静かに溺れます」と医師が注意を呼びかけたイラストが、反響を呼んでいる。

 

■お盆は水辺のレジャーが多くなる

11日、秋田仙北市では、家族と一緒に渓谷を訪れていた小学生の男児2名が川に流され、1人が意識不明の重体となる事故が発生。

そのほか、海や川、プールなど「水辺のレジャー」を楽しむ子供も増える季節。そんな中、 長野県佐久医師会が佐久地域で行っている「教えてドクター!」プロジェクトの責任者であり、佐久総合病院佐久医療センターの小児科医・坂本昌彦さんが子供たちの溺れ方について注意喚起したサイト・スマホ向け無料アプリがツイッターなどで拡散され、話題になっている。

子どもは静かに溺れます

(画像は教えて!ドクター公式サイトのスクリーンショット)

 

■「子どもは静かに溺れます」

人は溺れるときには、バシャバシャと大きな音を立てて暴れたり、大きな声で騒いだりするため、近くにいればこの音などで気づくはず…と思っている人も多いのではないだろうか。

坂本昌彦医長は「これは映画の中の話」だと指摘。実際には「溺れている人は、優先順位の第一は呼吸をすることで、息を吸い込むこと。声を出す余裕はない」とのこと。

溺れている子供自身何が起きたかわかっておらず、声をあげることができなくなる「本能的溺水反応」により静かに溺れていくため、誰も気づかないケースが多いそうだ。

 

■40代以上の女性は海やプールが嫌い?

しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,342名を対象に「夏のレジャー」についての調査を実施。

その結果、全体で68.1%もの人が「夏だからといって海やプールに行こうとは思わない」と答え、40代以上の女性が多い割合であることがわかった。

 

■こまめに声をかけること

「夏の日常生活でさえ日焼けが怖いのに、わざわざ焼けに行くようなことはしたくない」と紫外線を気にする声もあったが「子供が行きたがるから」という理由で行く人も見られる。

坂本医長が「こまめに声をかけるというのが大事。声をかけたときに返事がなければ、溺れているかもしれない」というように、レジャーに連れて行ったあとも頻繁に名前を呼び返答を聞くことが、危険を回避できる方法かもしれない。

・合わせて読みたい→川で溺れた息子を救助しようとした母親が亡くなる 「母の愛情」に涙する声相次ぐ

(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,342名 (有効回答数)

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