『病院ラジオ』サンドウィッチマンが見せた「押し付けない感動」に称賛が相次ぐ

サンドウィッチマンが病院へ出向き、患者や家族とラジオをする『病院ラジオ』が話題に。24時間テレビと比較する声も。

病院ラジオ
(画像はNHK_PRのスクリーンショット)

9日、お笑いコンビ・サンドウィッチマンがラジオパーソナリティを務める『病院ラジオ』(NHK)が放送された。

病気と向き合う患者や、その家族に対する2人の自然な掛け合いが「すごい」「最高だった」と話題になっている。


 

■患者や家族との自然な世間話

番組では、サンドウィッチマンの2人が病院へと出向き、そこで2日間限定のラジオ局を開設。病気と闘う患者、それを支える家族の本音を聞き出し、リクエストされた曲を流すというラジオ番組テイストのドキュメンタリーだ。

脳梗塞がきっかけで入院することになった74歳の女性は、夫とのエピソードを語る。かつては、浮気するなど問題を抱えていたが、女性が入院してからは毎日病院へ通い、罪滅ぼしで家事を頑張っていると話す。「今まで支えたぶん、返してもらわないと。死ねないもん」と言うと、2人は大笑い。冗談が飛び交うトークが展開される。

2人はゲストの女性の話に相槌を打ちながら、ときにはリアクションを見せる。自分たち主体でボケることはなく、あくまでもゲストに寄り添うかたちで「世間話」のように会話をしていく。


 

■感動を煽らずに淡々と会話

また、生まれつき心臓に疾患がある16歳の娘を抱える母親がゲストに来たときも、2人の自然な話芸が光る。「『特別に見られたくない』って思いが強い子なんです」と母親が話すと、伊達みきおは「あ、すごい」とリアクションをする。ラジオを遠くから聴いていた娘も、その反応に笑みがこぼれる。

その後、母親は娘や夫に対する思いを語り、感極まって涙ぐむ表情を浮かべたが、2人は「う〜ん」「へぇ〜」とうなずくばかり。感動を煽らず、淡々と母親の話に耳を傾ける。

そして、「先がなかった気持ちが、未来を見てもいいと思って」と娘の病気に思い悩んだこともあったが、今は明るい気持ちになれたという言葉が出ると、伊達は拍手をして「良いなぁ〜」とつぶやくのだった。


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■「みんな生きているいい顔」「患者さんたちすげえ」

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