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麻原彰晃の三女ツイッターに「おめでとう」 差別的な中傷に怒りの声

「アーチャリー」というホーリーネームで知られる三女の松本麗華氏のツイッターに心無いコメントが殺到。

社会

悲しむ女性

(spukkato/iStock/Thinkstock)

しらべぇでも既報のとおり6日、29名の被害者を出した一連のオウム事件をめぐり、死刑が確定していた麻原彰晃死刑囚(63)=本名・松本智津夫=ら7人に死刑が執行された。

そんななか、麻原の娘(三女)として知られる松本麗華氏(34)のツイッターに誹謗中傷のコメントが相次いでいる。

 

■誹謗中傷のリプライ相次ぐ

麗華氏は「アーチャリー」というホーリーネームで5歳から教団内で過ごし、12歳の時に父親の逮捕を経験。現在は執筆業を行ない、2015年には『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』を出帆した。

死刑執行の報道後、そんな彼女のもとには多くの誹謗中傷リプライが寄せられることに。ほんの一部だが、ここで紹介すると…

・あんたも親父の後追いかけなよ

 

・ざまあああああああああああああああああ いや? おめでとおおおおおおおおおと!!!!

 

・やっと死刑執行されたな! 執行までの期間長すぎ

 

・ツイッターなんかやってたんだねサリンで苦しんる人はまだ居ますよ? 親族なら恥ずかしくてツイッターなんかやってられない

 

・無事に死刑執行されたね! パパにおやすみなさいは?

 

・朝から焼香ですね

 

・貴方は表舞台に出ず、父親の犯した罪を恥じるべきです

 

・あんたよりあんたの父親の身勝手な考えで殺された被害者と知人遺族のが辛いってことを覚えとけよ

 

という有様だ。

 

■「死刑囚の娘なら何言ってもいいのか」

一方、この状況に対し、「死刑囚の娘なら何言ってもいいのか」「父親の罪は、子供には関係ないだろ」と非難の声も。

・麻原彰晃が死刑執行されて、娘の松本麗華のTwitterに「オメデトー!」ってわざわざ書き込んでる奴…犯罪者の娘にはどんな仕打ちしてもいいんか。この間違った正義が横行してる限り人種差別やいじめはこの地球上から消えることはないだろうな

 

・死刑執行された麻原彰晃の実娘のアカウントに「お前の父ちゃん死んだ〜w」とツイートする人たちが湧いてるようです。こういう行為を面白がって許容する国にしてはいかん。これはあかん。ダメです

 

・娘の松本華麗さんのリプに色々バカ言ってる奴おるけど彼女は悪い事してないし、生まれた子に罪はないんだぜ…子は親を選べないからねぇ

 

■壮絶な人生を歩んできた麗華氏

世紀の大犯罪者の娘としてこの世に生を受けた麗華氏。テレビ番組でその苦難に満ちた人生が紹介されたこともあり…

逮捕後、残された姉妹はバラバラに。麗華氏は教団に残ることになったが、その後は壮絶な人生が待っていた。学校に行きたくても、両親が日本を震撼させた宗教の教祖であった彼女を迎えてくれる学校はない。マスコミに追われ何度も引っ越しを余儀なくされ、存在そのものを危険視され続けた。

 

離れた姉に久々に会うと、精神を病み、自傷行為を繰り返す姿を目撃。自身も何度も自殺を考えたという。

 

その後も、素性を知られバイトをクビ、大学合格後も入学拒否をされるなど、「普通の人生」を求めながらも手に入らず、苦しみ続けた

 

と、壮絶なこれまでが明かされていた。

 

■彼女も被害者のひとり

当時を知る人からすれば、複雑な気持ちになるのは仕方のないことかもしれない。だが、彼女も見方によっては、被害者のひとりなのだ。

匿名だからと言って、また相手が誰だろうと、差別的な発言を一方的に向けるのは許されない。

・合わせて読みたい→麻原彰晃死刑囚の死刑が執行 7人同日執行に「平成が終わる前に?」との声も

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

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