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『ヘッドハンター』ビジネスドラマなのに…大人のエロさ溢れる駆け引き

大人の上質なドラマ『ヘッドハンター』。バーでの会話シーンはとにかく色っぽい。

エンタメ

30日、江口洋介主演ドラマ『ヘッドハンター』の第3話が放送。

親友と思っていた相手の転職理由が「嫌いなんだ、お前が」で世の中年サラリーマンにとって切ない展開となった先週の第2話から一転、この日の放送ではキャリア女性に焦点が当てられた。

 

■謎の怪文書が転職を妨げる?

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

総合商社「三網物産」の社員・熊谷瑤子(若村麻由美)は、女性総合職第一号として活躍してきた名物社員。「猫カフェ」「駅ナカ化粧品店」「立ち食いフレンチ」などさまざまな新規事業を手がけ、リーダーシップや企画力に富んだ人材だ。

そんな彼女に、黒澤和樹(江口)転職話を持ち掛ける。従業員3万人規模の企業で、女性初の役員として迎えたいという話だ。瑤子は前向きな様子をしながらも、年収2000万での提示に対して倍の金額を要求するなど、慣れた様子であしらう。

じつは黒澤のライバル・赤城響子(小池栄子)からも、ヘッドハントの誘いを受けていたのだ。こうしてふたりは同じ人材を奪い合うことになるのだが、そんな折、「謎の女」を名乗る人物から瑤子の私生活に関するメールが届く。

 

■じつはアイデアは…

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

調査の結果、採用には影響がないと判断した黒澤と赤城。その後も瑤子の獲得合戦が続き、黒澤がとある事実を瑤子に伝える。

それは、赤城が担当しているクライアントは、じつは政府の女性の社会進出推進の動きに応じるポーズをしているだけで、以前採用された女性役員が半年で会社を離れているというものだ。

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

慌てて新しいクライアントを探す赤城だが、そんな折、またしても「謎の女」から暴露メールが。そして再調査を行なうと瑤子は過去、当時の上司と不倫関係にあったことがわかる。転職候補となっていた会社は風紀を重んじる社風で、黒澤、赤城ともに転職話は立ち消えに。

(画像提供:©テレビ東京「ヘッドハンター」

だが、黒澤は赤城が掴んでいない事実をすでに掴んでいた。それは、瑤子が部下の江上唯(菜葉菜)のアイデアを盗んでいたということ。これまでの企画の多くはじつは江上が考えたもので、それを見抜いた黒澤は「企画力のある女性管理職」として江上をクライアントに推薦。無事、内定となっていた。

スキャンダルが露見した瑤子は左遷。彼女は黒澤に対し、なぜ赤城の案件で自分を守ってくれたのか質問する。すると黒澤は瑤子が実行力に優れた人材であることを告げ、「あなたは自分が思ってる以上にできる人です」「もっと自分に自信を持ったほうがいい」と言うのだった。

 

■若村麻由美の格好良さに震える

なお、怪文書の送り主は瑤子本人だった。重視してきた結果の多くが部下の手によるものである事実が転職によってバレるのを恐れての行動だった。

世間的には「仕事がとにかく出来る、格好良いバリキャリ女性」な彼女も、じつは弱い部分やズルい部分を持ち、自分の確固たる自信が持てないでいる。

そんなリアリティあふれる人間像を演じきった若村には、ネット上での称賛の声が殺到している。

また、江口と若村がバーで話すシーンは、ヘッドハンティングでの攻防戦のはずが、大人の男女の高尚な駆け引きに思える瞬間もあり、視聴者からは「ドキドキしてしまった」「セクシーな会話にドキッとした」という反応も出ている。

 

■老舗の温泉旅館を再生

ますます面白くなってきた『ヘッドハンター』。今夜放送の第4話のあらすじを確認していこう。

黒澤和樹らはある温泉地の老舗旅館「松葉楼」に来ていた。旅館の大旦那・松原善三(伊武雅刀)が倒れ車いす姿に。息子たちと絶縁状態であることから、新たな後継者を探して欲しいという依頼だ。

 

だが芳しくない経営状況を知った黒澤は、ひとり現地に残り、旅館事情の調査に乗り出す。東京に戻った灰谷哲也(杉本哲太)と舘林美憂(徳永えり)は早速条件にあった候補者をあげるが、なぜか善三にOKを出す気配がなく…。

 

「老舗旅館の再生」という、なんだかとても『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』的なストーリーになるようだ。ビジネス番組ファン必見である。

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・合わせて読みたい→今までにない硬質なビジネスドラマ 『ヘッドハンター』に称賛と悲鳴

(文/しらべぇドラマ班・クレソン佐藤

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