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新幹線で子供が泣き、隣の女性が耳栓 「ショック」という投稿に賛否

子育て世代に心広く接するのは大事だが、優しさを求めるのはちょっと違う?

人間関係

SmokedSalmon/iStock/Thinkstock

この少子高齢化の現代、「子供は母親が育てるべき」という考えは過去のものとなりつつあり、「社会で育てる」方向へとシフトしようという動きも生まれている。

だが、優しさや思いやりといった代物は、受ける側が求め始めると途端にややこしくなる側面もある。

今、「はてな匿名ダイアリー」に投稿された「子供の泣き声に耳栓されて心が折れた」というエントリーが話題になっている。

 

■子供が泣き出し、隣の席の人が耳栓

投稿者の女性によると、新幹線に乗っているとき子供が泣きだしたため、あやしながら謝ろうと思ったところ、隣の席に座っていた若い女性が無表情のままノートパソコンを閉じて、耳栓を取り出し装着。そのまま寝てしまったのだという。

「なんだかそれが、すごくショックだった」と語る投稿者。その理由は「我関せずの態度が、何故かものすごく悲しくて」というもので、「涙が出そうだった」とまで。

大丈夫ですよと声をかけてくれたり、ニコッと笑ってくれれば投稿者としては十分だったのだが、まるで「無」であるかのように扱われたことが悲しかったのだそう。

 

■疑問・反論が殺到

この投稿に対し、他のネットユーザーからは多くの疑問・反論が寄せられることに。

・耳栓女性めっちゃいい人じゃん、不快に思ってるのに文句の一つも言わないんでしょ? 立派だと思う

 

・耳栓して寝たってことは、たぶん普段から新幹線乗って寝るときは耳栓する派の人。普通耳栓持ってないもん。たまたま赤ちゃん泣いてたから気になったんだろうけど、気にしなくていいと思う。おつかれさま、同志よ

 

・悪いけど知り合いでもない親子連れにそこまで心を寄せる義務はないとおもう…/「優しそうに見える人」って、勝手に期待されて勝手に裏切られた気持ちになられて勝手に恨まれるから本当に損だよね

 

・別に仕事に集中したいだけの普通の人じゃん。でもそうは感じなかったのね

 

子供の泣き声が嫌いイコール子供嫌い、ではないよね… 新幹線の中は結構貴重な書類作る時間だったり仮眠取る時間としてスケジューリングしたりするから、隣が誰であれ「無」であるのが本来は理想

 

「文句を言わずに耳栓を装着している時点で思いやりがある」や、「好意を求めるのはおかしい」などがその理由のようだ。

 

■一部で共感 「責めないで」の声も

一方で、投稿者の気持ちを汲み取る声や、「わからなくもない」と部分的に共感する声も、子育て経験者や育児ノイローゼ経験者から寄せられることに。

・少しナーバスになりすぎてる感はあるけど、わからなくはない。あからさまにシャットダウンされて、謝ることすら拒否されたら辛いよね。でもまあ、子供の泣き声が嫌いな人はいるから、しょうがない。気にしないこと

 

・どう読んでも育児ノイローゼ。そう感じるのは実際に誰かに責められた経験があるから。一声かける習慣は誰かに教えてもらわないと身につかないよ。私も上司に教えてもらうまでできなかった

 

・これがガルガル期というやつか、自分を客観視できると精神的にラクになるんだけどね

 

・既に十分追い詰められてる人を、これ以上責めないであげて…

 

中には「これ以上追い詰めないで」という優しいコメントも見られた。

 

■「赤ちゃんの泣き声にイライラ」は4分の1

電車

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,353名に「電車での赤ちゃんの泣き声」について調査したところ、4人に1人が「イライラする」と回答している。

新幹線の場合、出張先でのプレゼン資料を作ったり、仮眠の時間にあてる人もおり、赤ちゃんの泣き声に過敏に反応してしまう場合もあるのかもしれない。

 

ひとりひとりが思いやりの精神、心の余裕を持つのが大事であるとともに、鉄道会社各社にも「赤ちゃん優先車両」「私語厳禁車両」「仮眠推進車両」など、サービス面での強化も願いたいところだ。

・合わせて読みたい→新幹線で「席を倒していいですか」は不要? 声をかけるべきかで議論に

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名

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