『バイプレイヤーズ』大杉さんシンクロするセリフに涙 「最後まで」の祈り

大杉漣さん急逝の報に「#バイプレイヤーズ」のTLは…

21日午前3時53分、名バイプレイヤー・大杉漣さんが急性心不全で死去した。

『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』(以下、『バイプレイヤーズ』)の第3話放送直前に流れた悲報に、多くのファンがその早すぎる死を悼んだ。

本ドラマの放送開始に先がけて行なわれた会見では、まだ13歳なのに「しっかりしている」と共演の本田望結を褒め、「66歳なのにブレブレで」と自虐しながら報道陣を笑わせた。

前回、第2話の「バイプレトーク」では「自分がほらもう、今66歳になっているんですけど…もうそろそろ、俺も子役だなって」と言う大杉さんに、松重豊が「赤ちゃん返りってことですか?」と返し、田口トモロヲが「一回転して」と笑顔で合いの手を入れる。

そんな楽しい雰囲気の中で、大杉さんの口にする年齢が、67、68、69…ずっと重なっていくことを――少なくともこんなに早く、そのカウントが止まるなんてことはないと、誰もが思っていた。

■いつも通り楽しむのが…

既報の通り、『バイプレイヤーズ』第3話は夜9時54分より予定通り放送された。

「#バイプレイヤーズ」のTLは、放送開始前から多くの人がコメントを連ねると共に、悲しみを分かち合おうとするかのように、いつもより早めにリアタイ待機に集う人が少なくなかった。

放送が始まると、その死を「信じられない」という声が数多く上がる。

そして、こんな声も。

 

今回のレビューはもちろん、「いつも通り」のおもしろいだけのレビューではない。しかし、きっと大杉さんはみんなに最期まで、「役者・大杉漣」として楽しんでほしかったはずだ。

だから「いつも通り」のドラマレビューをするように、ファンがこの放送を楽しんだ様子を届けたいし、この記事の中では生前の「役者・大杉漣」を書くために、以下、故人に対して使う敬称を省くことをご容赦願いたい。

 

■男バイプレイヤーと女バイプレイヤー

(画像提供:(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会)

まずは、第3話のあらすじを見てみると

おじさんだらけの島ハウスに女バイプレイヤーがやってきた!
撮影現場で、板谷由夏は吉田羊との共演シーンに悩んでいた。仲の良い田口に相談しようとするが高熱で寝込んでいるのを知り、島ハウスへお見舞いに行くことに。

 

板谷の訪問に一喜一憂する5人だったが、そこで発覚したのは板谷と吉田の意外な確執だった…そんな中、島おじさん役が1人欠けたため、プロデューサーは女バイプレイヤーのシーンを増やすことを決める。役を奪われた5人の結末とは?

 

大杉の死という悲報に、「観ているけど、悲しくて、頭に入ってこない」という人も少なくなかったが…。

 

■泣き笑いのTL

(画像提供:(C)「バイプレイヤーズ2018」製作委員会)

本編が始まるとすぐ、朝ドラ『しまっこさん』が展開。ヒロイン・花崎志麻子(本田望結)の母・礼子(吉田羊)と対立する婦人会会長・鰐口房子役の板谷由夏が、遠藤憲一演じる島ママに、水晶の前で占ってもらっているシーンで、絵面的に絶対に笑ってしまうシーンだ。

また、今回は田口トモロヲがナレーションを担当したことで、いちいちNHK「プロジェクトX」風になるのもおかしみを増す。

そんな流れの中で、泣き笑いする人たちが続出した。

https://twitter.com/miyu_m4/status/966296300122599425

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■シンクロしすぎるセリフに

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