陸上競技用ハンマーが頭直撃で男子生徒が死亡 「防げたはず」厳しい指摘も

部活動中に起きた痛ましい死亡事故。インターネット上には衝撃が広がっている

社会

2017/12/21 16:00

ハンマー投げ
(Wavebreakmedia/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

中学校や高校時代、部活の活動場所について複数の倶楽部でグラウンドをシェアしたり、練習内容によって活動場所を工夫したりした思い出のある人も多いだろう。

そんな中、部活動中に生徒が死亡するという事故が発生。インターネット上には衝撃が走り、「防ぐことはできたはず」といった厳しい指摘も相次いでいる。

 

■陸上競技用のハンマーが頭に直撃

事故が起こったのは今月20日の午後6時過ぎ。群馬県藤岡市の県立高校のグラウンドにて、3年生の男子生徒(17)が投げた直径10センチ、重さ4キロの陸上競技用のハンマーが、約48メートル先にいたサッカー部の2年生の男子生徒(17)の頭部に直撃。

サッカー部の男子生徒は病院に搬送されたが、死亡が確認された。

事件を報じた読売新聞によると、亡くなった男子生徒はサッカー部の練習で使用した道具などを整理しており、ハンマーを投げた男子生徒は元陸上部員で、後輩の指導にあたっていたという。

 

■「防げるはずの事故」厳しい指摘相次ぐ

部活動中に生徒が死亡するという痛ましい事故に、インターネット上も騒然。亡くなった男子生徒を悼む声が多く寄せられる中、『YAHOO! ニュース』のコメント欄には、「防げたはずの事故」として、安全管理について厳しい指摘が相次いでいる。

・防げるはずの事故でしょ、遺族だったら悔しくてたまらないよ

 

・綺麗事いらない。みなさん、知らないのかもしれませんが、ハンマーやる人間は、周りに人がいる環境でなげてはいけないことはわかっているはず。全く許されない行為。本当に亡くなった生徒がかわいそうで仕方がない

 

・照明が不十分なところで、ハンマーなんか投げるな。思うに、何回も危ない場面があったと思う。とうとう死亡事故になった。大人は何してた

 

・ハンマー投げを共同グラウンドでやってんのおかしくない? プロならいざ知らず、練習中のアマチュアが狭いグラウンドで他の部活と共同でやってたら事故が起こるに決まってるやん

 

学校のグラウンドで複数の競技の練習が行われている中、「ハンマー投げ」の練習を行っていたことを問題視する声も目立つ。

死亡事例が出てしまったことから、安全な練習場所を確保できないのであれば、種目自体を廃止にすべきという声まで。

 

■半数以上が高校時代に部活に所属

しらべぇ編集部が全国の20~60代の男女1,341名を対象に「高校時代の部活」について調査を行ったところ、「運動部に所属していた人」の割合は全体で26.9%。

これに加え、文化部と運動部を掛け持ちしていたという人が3.3%という結果に。

帰宅部の割合も目立つものの、青春を部活動に捧げた人は決して少なくないはず。

現在、警察が事故の詳しい原因を調査中とのことだが、安全に安心して練習に打ち込める環境づくりや対策について、今一度見直すべきだろう。

・合わせて読みたい→折れた灯籠が中1男子の腹部に直撃 凄惨な死亡事故に言葉を失う

(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1341名

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