「死んだ人を否定する」タブーも辞さない 『明日の約束』の感動的な最終回

「自殺が辛い現実から逃げるための手段だと思ってほしくない」というメッセージも話題。

エンタメ

2017/12/20 20:00

(画像は『明日の約束』公式サイトのスクリーンショット)

5日、井上真央主演の連続ドラマ『明日の約束』(関西テレビ・フジテレビ系)の最終回が放送された。

未成年の自死やDV、毒親など重いテーマを孕んだ本格派ヒューマンミステリーも終幕。想像の斜め上をゆく「メッセージ性の強いラスト」がファンの間で物議をかもしている。

 

■「自分のせいで死んだ」という罪悪感

明日の約束
(画像提供:(C)関西テレビ『明日の約束』)

不登校の男子生徒・圭吾(遠藤健慎)がスクールカウンセラーの藍沢日向(井上)に告白した翌日に不可解な死を遂げ、日向がその真相を探っていくという本作。

前回までは、圭吾に関わる人物の多くが「自分のせいで圭吾は死んだのでは?」という罪悪感を抱えていた。また、インターネット上での「自殺の原因を作った犯人探し」や晒しによって、傷ついた人々も多数いた状況だ。

 

■後追い自殺を図る母親

(画像提供:(C)関西テレビ『明日の約束』)

そんな中、最終話の冒頭で圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)が後追い自殺を図る。猛烈なバッシングを受けたことも影響し、「自分のせいで息子が死んだ」と考えるようになったのだ。

たまたまそこに居合わせた日向は「圭吾は誰も責めていない、誰にも苦しんでほしくない」といった趣旨の言葉をかけ、止めに入る。

親子をめぐるストーリーに、ネット上では感動を述べる人も少なくない。

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■「亡くなった人は否定しない」タブーを破る

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