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道路陥没事故の映像は善意の無償提供 「そんな時だけ善意」と有吉・マツコ疑問

『マツコ&有吉かりそめ天国』で一般人による映像の無償提供に言及。マツコと有吉が怒りを滲ませた

エンタメ

2016年11月に起きた「博多駅前道路陥没事故」では、映画のように道路が崩れ落ちる衝撃的な映像が、各テレビ局で取りざたされた。

しかし、連日のように何度も放映されたにも関わらず、この映像を撮影した一般人が「無償でテレビ局に映像を渡した」と22日放送『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日系)で明かし、波紋を呼んでいる。

 

■「博多駅前陥没事故」映像は無償提供

「薄暗い夜明け前、愛犬との散歩中に陥没事故に遭遇。無我夢中で動画と静止画を撮影した。その後、新聞記者から『動画を使いたい』と連絡があり快諾。さらに各局から依頼があった」と撮影者は明かす。

この映像はいくつもの「映像賞」を受賞するなど、大きな反響を得たが、全て「無償」。その点に有吉弘行(43)とマツコ・デラックス(45)が噛みつく。

 

■無償提供に疑問

「ちゃんと(使用料を)お支払いしているんですか。どうせ、勝手に規定を作っているんでしょ」と2人が詰め寄ると、「善意の提供」を強調。「そんな時だけ、善意って」と批判した。

マツコが「せめて菓子折りを持ってお礼に行ったの?」と疑問を口にすると、有吉が「最終的には賞状一枚ですよ」と同調。「あとはメールでやりとりか!」と怒りを爆発させる。

6つの賞で総額150万円を獲得したとはいえ、「あのコスられ方で(150万円は安い)。一般の方がたまたま賞をとれたから(まだ)回収…できたかは微妙だけど」と不満は止まらない。

ただ、「みんなが報道カメラマンになる」危険も口にする。「人助けする前にずっと撮ってる人がいる。ああいうのがいるから暗に褒められない」と有吉は持論を展開した。

 

■視聴者は驚き

テレビ番組でテレビ局批判にも繋がりかねない繊細な問題に触れた有吉らに、視聴者は驚いている。

ネットやSNSの発達により、一般人でもプロ顔負けの映像を撮影・発表できるようになった昨今。テレビ局側の「無償提供を強要する」かのような在り方に、批判が集まっているようだ。

 

■テレビ離れに影響?

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,343名に「テレビ」についての意識調査を実施、全体の約1割が「全然観ない」と回答している。

かつては「娯楽の王様」だったテレビだが、ネットの普及や娯楽の多様化により、その座を脅かされている。

もし「テレビで使われるのだから無償でいいだろう」という姿勢なら、今の視聴者は敏感に拒否反応を見せるだろう。

有吉とマツコの言うとおり「映像提供への感謝」を示さなければ、一般人が「スクープ映像」を独占することになりかねない。

・合わせて読みたい→マツコと有吉が「酔った勢いの発言」を批判 「耳が痛い」と共感の声

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ イラスト/ミキシマ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)

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