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生後11日の息子を殺害しようとした母親が逮捕 その理由に批判と同情の声

生後11日の息子を殺害しようとした母親が逮捕。産後うつや育児ノイローゼを心配する声も…。

社会

(Top Photo Corporation/iStock/Thinkstock)

本来、喜ばしいはずの子供の出産。しかし中には、蓄積された育児のストレスから、我が子を殺めようとする親もいる。

埼玉県吉川署は20日、生後11日の長男を殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で長男の母親の無職・女性(24)を逮捕した。

 

■生後11ヶ月の息子を殺めようとした母親

報道によれば、女性は自宅で生後11日の長男の顔を毛布のようなもので押さえつけて殺害しようとしたという。

女性は夫(27)と長男の3人暮らし。夫が女性とともに長男を寝かしつけて隣の部屋で就寝していたが、女性に起こされ、ぐったりしている長男に気付いたとのこと。長男は一時心肺停止になり、その後に自発呼吸を取り戻したものの、脳に障害が残る可能性があるようだ。

また、女性は18日午前に自殺未遂をして病院に搬送されたものの、軽傷だったため帰宅していた。女性は「育児が嫌になり、解放されたかった」などと供述し、容疑を認めているという。

 

■「親になる覚悟はなかったの?」と批判の声

報道を受け、インターネット上では女性に対する批判の声が相次いだ。いかなる理由であろうと我が子を殺めることは許されないと、母親の自覚を問う声が多くあがっている。

また、生後11日という日数というのも批判を浴び、「たった11日で育児放棄するな」「命を何だと思ってる」との怒りの声が飛び交った。

・世の中には子供欲しくてもできない人もいるのに…。命を粗末にしないでほしい

 

・いくら育児ノイローゼだからって子供を殺していいことにはならない

 

・育児から解放されたいって、生後11日で。入院1週間してたら家帰ってきて3、4日でしょ。産後うつかもしれないけど、10カ月お腹にいて親になる覚悟無かったの?

 

・生後11日で育児から解放されたかったとか笑わせんな

 

■「その気持ちわかる」と同情の声も

批判的な声が目立つ一方で、産後うつや育児ノイローゼを経験したことのある女性からは「その気持ちわかる」「育児を逃げ出したいときはある」と理解を示す声も見られた。

また、別々の部屋で寝ていたという夫に対して「もっと育児に協力的であってほしかった」「せめて一緒の部屋で寝てあげてほしい」との指摘も。

・私もそのくらいの時期に産後うつなりかけて死ぬ事ばっかり考えてたから母親の心情想うとやるせない

 

・子育てから解放されたかったとか典型的な産後うつだよな、旦那は何してたんだ…

 

・11日で育児を放棄したくなるってどんだけ一生懸命になって追い詰められちゃってたんだ…産後うつとかあるんだし、もっと周りも見ててあげて欲しかったもんだよ

 

・生まれて11日の子どもがお母さんに殺されかけて障害負ったって…夫は何してたんだ…親戚や親は頼れなかったりどんどん追い込まれていったんだろうか…

 

■母親の3人に1人は子供を後悔

しらべぇ編集部が全国20〜60代の子供がいる男女651名に「子供に対する後悔」について調査したところ、女性の3割以上が「いないほうがよかったと思う瞬間がある」と回答している。

子供がいる女性の3人に1人は、何らかの理由で子供がいることに後悔したことがあるようだ。ましてや、産後うつや育児ノイローゼなど、強い負荷が掛かった状態ならなおさらだろう。

 

どんな理由があっても子供を殺めてはいけない。このような事件が二度と起こらないためにも、夫を含めて周囲が協力的であるような育児をこころがけるべきだろう。

・合わせて読みたい→青森県・18歳の母親が長男を絞殺 事件の経緯に「やるせない」との同情も

(文/しらべぇ編集部・らむたそ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の子供がいる男女651名(有効回答数)

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