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汲み取り式トイレに乳児遺体 「棄てられた命」に救済手段が模索される

「トイレに産み落とした」と供述する33歳母親が逮捕。同居の祖母(54)の存在や、父親への責任追及にも疑問の声が

社会

赤ちゃん

(Jupiterimages/iStock/Thinkstock)

汲み取り業者が、ある家庭の汲み取り作業を行っていたころ、トイレの中からとんでもないものが発見された。

目を背けたくなるような惨劇に、ネットでは怒りと悲しみの声が広がっている。

 

■汲み取り式トイレに乳児遺体、33歳母親逮捕

8日午後、茨城県のとある住宅のくみ取り作業をしていたところ、途中でポンプが詰まってしまい、男性作業員が確認すると、そこから生後間もない乳児の遺体が発見された。

業者側が警察に届け出たことで事件が発覚。この家に住む33歳の無職の母親が逮捕され、「トイレに産み落とした」と供述し、容疑を認めているという。

茨城県警水戸署によると、容疑者は今年2月頃自宅のトイレに乳児の遺体を遺棄した疑いがあるとのこと。容疑者は54歳の母親と2歳の長女との3人暮らしだった。

 

■ネットには亡くなった小さな命を悼む声

「汲み取り式トイレに遺棄」という惨状に、ネットでは母親に対する怒りの声と、汚物同様に棄てられてしまった、小さな命を悼む声が相次いでいる。

・まるで汚物扱いだな、かわいそうに…

 

・2月から約3ヶ月も、産み落としたのを知りながらよくそこに用を足せたなと

 

・母親(54)がおかしいと思わなかったのかな?

 

・父親は?こういう事件があったら、DNA鑑定して父親を特定して、一緒に処罰するべき!関係を持った女性が妊娠しようが関係ない、それがまかり通るなら、中絶も棄てることも減らない

 

・赤ん坊が可哀想だ。こういう事は防げないのか?

 

・こういう子のためにも赤ちゃんポスト必要だと思う。悲しい現実だけど綺麗事で親が必ず面倒見るべき、なんて言えないよ。

 

・どうか生まれ変わって、赤ちゃんを望んでいる優しいご夫婦の元に行けますように

 

・産んだのに育てられないなら特別養子縁組を知てください!子供が欲しくてもできない人がたくさんいるんですよ!!大切に育ててくれる人がかならずいるのに…あまりに酷いです

 

この事件を受けて、ネットでは熊本市の慈恵病院に設けられている「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」のような施設の必要性を訴える声もあがっている。

また、6歳未満の子供であれば、家庭裁判所の審判を受けたうえで、実親との関係を消滅させ、里親との関係が戸籍上でも「親子」と認められる「特別養子縁組」の認知を訴える人も。

逮捕された母親が自分の子供をトイレに遺棄した真相については、まだ明かされていない。

しかしながら、「育てられない子」を母親が放棄してしまう事例が後を絶たないことから、そういった子供を救済する手段はないのか…。惨劇を繰り返さないための対策が模索されている。

・合わせて読みたい⇒「はちみつ入り離乳食」で0歳児死亡 無知な「ネット上のレシピ」に警鐘

(取材・文/しらべぇ編集部・もやこ )

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