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「男性専用車両」ってアリ?30代男性の4割が導入を希望

痴漢冤罪の被害にあいたくない男性にとっては「男性専用車両」はありがたい?

社会

男性専用車両

(©ぱくたそ)

朝のラッシュ時に出現する「女性専用車両」。痴漢防止の有効策と言え、少なくない女性が日々利用している。

だが、これに対して「男性専用車両も作ってほしい」と思う男性もいるのではないだろうか? 痴漢しない男性からすれば、満員電車は冤罪のリスクがあり、多少むさ苦しくとも男性オンリーの車両に乗るのはメリットがあるからだ。

この件に関し、しらべぇ編集部では調査を行なってみることにした。  

 

■男女の差は少ない

男性専用車両グラフ1

まず、「朝のラッシュ時には男性専用車両も作るべきだと思う」と答えた人は、男性29%、女性35%。そこまで大きな男女差は出なかった。  

 

■20代女性、30代男性からの要望多し

男性専用車両グラフ2

細かく見ていくと、女性は20代、男性は30代がすべての年代でもっとも「男性専用車両支持」が多いことがわかった。痴漢の被害に遭いやすい層と、外回りが多く電車に乗る機会が多い層ということだろうか。  

 

■都民と府民で大きな意識差が?

男性専用車両グラフ3 都道府県別では、大阪府民が全国の中でもっとも「男性専用車両」支持が少ないことも判明。これは東京都民と比較すると、10ポイント以上の差である。 なぜこのような差が生まれたのか? 大きくふたつの仮定が成り立ちそうだ。

まずひとつは、東西での女性専用車両の扱われ方の違い。関東では平日ラッシュ時のみ女性専用車両を導入していることが大半だが、関西では終日設定されている路線も少なくない。 結果、間違って女性専用車両に乗ってしまう男性も多いわけだが、冷静に考えれば「男性専用車両」ができると女性も同じことになる可能性もある。これは現実的に結構面倒だ。

もうひとつは、「大阪のおばちゃん」という特殊な生き物由来の理由。彼女たちの中には「今だけ男!」と言って男性トイレにズカズカ入っていく人が少なからずいるとされるが、そんな性別を超越した人からすれば「男性専用車両」という概念自体が意味のないものだ。

上記のような要因が重なって、大阪人の支持率が低くなったのではないだろうか?  

要望はそれなりにあると判明した「男性専用車両」。導入される未来が来ることはあるのだろうか。

・合わせて読みたい⇒女性専用車両の「偏見」を検証 彼女たちはなぜ乗るのか

(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

  調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日

対象:全国20~60代の男女1478名(有効回答数)

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