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線路内逃走の男が逮捕も冤罪に怯える声「毎日がロシアンルーレット」

相次ぐ線路内の逃走。痴漢冤罪の可能性はないのか? という声も。

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(Art Wolfe/iStock/Thinkstock)

記憶に新しい、JR池袋駅・埼京線ホームで起きた男性の逃走。これは痴漢を疑われた男が線路内に侵入し、板橋方面へと走り去った事件で、3万2000人の足に影響が出たとされる。

そして25日、同じような事件が発生。容疑者が逮捕されたことで、ネット上で大きな注目を集めている。

 

■逃走も身分証明書でお縄に

26日、電車内で女性の体を触ったとして、警視庁板橋署埼玉県川口市に住む40代の男を都迷惑防止条例違反(痴漢)の容疑で逮捕したと発表した。

痴漢が行われたとされるのは25日午前8時35分頃。埼京線の電車内で、20代女性の体を触った疑いが持たれている。

その後、女性とともにホームに降り立った容疑者は、口論のすえホームに飛び降り、線路内に立ち入り逃走。しかし、現場に残されたコートの中に身分を証明するものが残されていたため、翌日に逮捕の運びとなった。なお、容疑者は「俺はやっていない」と話しているそうだ。

 

■「線路逃走」を責められない人も?

池袋の一件以降、相次いでいる線路内での逃走。通勤通学の手段を止められ、ネット民からは数多くの怒りの声が溢れている。

しかし、一方で逃走した男性たちに対し、厳しい目を向けられない人も。一連の事件の中で痴漢冤罪が起こっている可能性と、そしてそれが「自分の身にも起こるのでは?」という恐怖を感じているからのようだ。

たしかに、「痴漢冤罪の被害にあったとき、男性は圧倒的に不利な立場に追いやられる」のはよく知られた話だが……ネット民の中には以下のように厳しい感想を持つ人も。

・痴漢は、被害者の女の主張が100%認められて容疑者の男は逮捕されて社会的に殺されるから、本当に冤罪であるなら線路だろうとどこだろうと逃げ込むしかない。これまで被害者の主張を丸ごと認めて来た警察や検察の怠慢のツケでしょ

 

・痴漢の疑いをかけられたとき、その場に留まると間違いなく有罪になるので、とりあえずその場を立ち去れと言った報道を見た気がします。最近、逃走が増えてるのって冤罪が怖いって人もいるんじゃないかなぁ

 

・すけべ野郎が世の中ほんと多いこの手のニュース多すぎ。冤罪はかわいそうだから、もう満員電車とか乗ること自体ストップしたほうがいい

 

・マジで痴漢冤罪には1mmも興味を示してこなかった警察の責任はでかいぞ?

 

・痴漢冤罪でホーム上から飛び降りた人が電車に撥ねられるくらいのことないと世の中変わらんよね

 

・そもそも乗車率200%を放置し続けている鉄道会社の責任が問われることはない。満員電車に乗る者たちにとっては、毎日がロシアンルーレット状態である

 

■男性専用車両希望者は少なくない

男性専用車両グラフ2

ちなみに、しらべぇ編集部の調査では「朝のラッシュ時は男性専用車両も作るべき」と答えた男性はおよそ3割。30代の男性では4割が当てはまることになり、一定の需要があることがわかった。

痴漢をした上で線路内を逃走したのなら、それは絶対許されない行為だ。しかし、もし痴漢をしていないのに間違われると、おとなしくしていれば自分の人生が終わってしまう……。

痴漢する男たちがすべて悪いのは事実ではあるが、無実の男性が線路内を逃走することがないように、鉄道会社や警察側の対応を改善していくことも必須だろう。

・合わせて読みたい⇒女性専用車両の「偏見」を検証 彼女たちはなぜ乗るのか

(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo

  調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日

対象:全国20~60代の男女1478名(有効回答数)

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