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ユナイテッド航空「オーバーブッキング」で乗客を引きずり下ろし非難轟々

社会

飛行機

(Brostock/iStock/Thinkstock)

米国ユナイテッド航空機内で流血事件が発生し、世界に衝撃が走っている。

事件が起こったのはユナイテッド航空3411便。「会社都合のオーバーブッキング」により、乗客に「800ドルとホテル1泊無料宿泊」の条件を提示して辞退者を募ったが、誰も降りようとはしなかった。

そこで、ユナイテッド航空はコンピューターを使ってランダムに選んだ乗客4名を強制的に降ろさせる手段に出る。選ばれた4名のうち3名はしぶしぶ応じたものの、残る1人のアジア人男性は頑なに拒否。

この後、ユナイテッド航空が驚くべき対応を行なった。

 

■地元警察が強制的に引きずり下ろし流血沙汰に

「明日仕事があるから降りられない」と訴えたのは、医療関係者とみられるアジア人男性。

そこでユナイテッド航空はシカゴ市警に応援を要請し、抵抗する乗客の男性を力ずくで機内から引きずり下ろした。この様子を多くの乗客が撮影しており、乗客男性が頭部を強打し顔から大量の血を流しながら抵抗する物々しい様子が記録されている。

引きずり出された男性は、仕事のためにこの便に乗らなくてはならない乗客で、オーバーブッキングを起こしたのは「会社都合」だ。

一部乗客によれば、警察がスタンガンを使用したとの情報も。乗客男性のものと思われる血痕が機内のあちこちに飛び散っていたのだそう。

また、「コンピューターでランダムに選んだ」とする乗客は4名全員が「アジア人」であったことも問題視されており、一部では「人種差別」との疑いも浮上している。

 

■世界中から非難轟々 日本人「怖くて乗れない」

この衝撃的な事件に世界中からユナイテッド航空に対する批難の声が殺到している。同じくアジアに住む日本人からは「怖くて乗れない」といった声も多い。

「たとえユナイテッド航空の便が最安であったとしても、今後絶対に利用しない」との声も。

 

■ユナイテッド航空CEO声明にも疑問の声

今回の事件を受けて、ユナイテッド航空CEOが公式ツイッターにてコメントを発表した。

要約すると

「当社は今回の事件(オーバーブッキング)について遺憾に思う。搭乗振替となった乗客に謝罪する。今回の件は現在捜査中であり、この乗客には直接話をして問題を解決していく方針である」

 

しかしながら、「SNSで謝罪」というスタイルや、「オーバーブッキングについて謝罪」しているかのようなスタンスにも疑問の声が広がっている。

・あくまでも謝罪しているのは「オーバーブッキングが発生したこと」に限定されてて非常におっかないし早速ユナイテッド航空へのボイコットが呼びかけられ始めてる

 

・ユナイテッド航空には絶対乗らない。調整が必要になった事態はとりあえず謝罪、社員は動揺している、文句は市警に言ってくれ???知らんがなそんなことより医者のおじさんに充分な謝罪と補償と心身のケアをしろ

 

日本人も他人事ではない今回の事件。今後ユナイテッド航空が負傷したアジア人男性に対しどう対応していくのか注目したい。

良くも悪くも「お客様は神様」という文化の根付く日本人には、あまりにも衝撃的過ぎる事件と言える。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

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